2005年09月22日
コンタクティ
・BARKS - ロビー・ウィリアムス「英国は宇宙人に侵略される」
その昔、友人とメシを喰いに行こうという話になった。
「いいところを知ってるから」と連れて行かれたのは、こぎれいなバー風のお店。友人は常連らしく、マスターの正面のカウンター席に。挨拶やら紹介やらが一通り済んだとき、突然聞き捨てならないセリフが。
友人:「そういえば、こないだの集会どうでした?」
マスター:「あーバッチリ」
集会?と訝しんで尋ねると、彼らはUFO繋がりらしいということが分かった。ていうか、この店がその筋の人たちの溜まり場らしかった。ライトな同好会みたいなモノかと思って、初めのうちは適当にあしらっていたのだが、彼らが
「僕たちはコンタクティなんだ」
と大まじめに語り出すに及んで俺は硬直した。眼が真剣なんだもん。矢追純一の名前をうっかり出したりしなくてよかったと心から思った。
固まる俺そっちのけでコンタクティ話は盛り上がりを見せ、他のメンバーと思しき人もやってきて、「こないだ来てくれたなんとか星人が云々」とか「誰々が乗せて貰ったらしい」などという会話が延々と続く。
気分はもう拉致被害者。
動揺を隠しながら、ひたすら脱出のタイミングを計っていたが、約2時間後、特に何かを埋め込まれたりすることもなく(多分)解放された。
数年後、その場所を通ったが、もう店はなかった。友人の消息も知らない。
参考リンク
・矢追純一オフィシャルサイト
投稿者 nagakushitan : 2005年09月22日 20:35
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