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2008年01月29日
FirefoxをGoogle Readerに最適化する
祝・月刊化第1回。と、小粋なジャブをカマしたところで、「これをやったらお終い」と(俺の中で)言われているFirefox拡張晒し系ネタで生存証明に代えたい。
あんまりメジャーじゃない拡張ふたつとコンパクトなテーマ
・GButts
Googleが提供する色んなサービスに一発でアクセスするボタン集。
ブックマークツールバーにGoogleのサービスを複数登録してる人は多いと思うが、それをまとめることで他にスペースを回せる。Googleツールバーをリンクボタン代わりにしか使ってない人には乗り換えを勧めたい。縦スペースの節約になる。後述するGoogle Reader Preview Enhancedのためにもスペースはなるべく空けたい。
・RefControl
リファラを送るかどうかをサイト毎に決められるというだけの拡張だが、Google Readerに限らず、全てのWeb型RSSリーダユーザにお勧めしたい。で、試しに「fc2.com」と「blogs.yahoo.co.jp」をブロック登録してみて欲しい。ほーら、違う世界が見えてこないか?
日本のブログ界で結構な割合を占めるFC2ブログはデフォルトのままだとRSS経由で画像が見れないんである。折角全文配信していても、画像がなくて意味不明になってた記事は多いはず。
・Classic Compact
これでなくてもいいが、とにかくブラウズ面積を広く取れるテーマに変えておきたい。
Stylishで見た目を変える
Firefoxカスタマイズに必須の拡張Stylish。各サイトおよびFirefox本体の見た目を再起動なしに変えられる。これもまたGoogle Reader Preview Enhancedに関わってくるので是非入れておきたい。
で、ここ半年ばかり愛用してるGoogle Reade用スタイルは
・Website: Mod - Google Reader - Schrade's Mod
デフォルトからあんまり変わってないのだが、余計なところを詰めてくれるのでしっかり見やすくなる。マイナーだけどお勧めの逸品。
Google Readerの内部構造は密かに変わることが少なくなく、その度に惨劇を繰り返すのはもうイヤだ。これくらいに止めておくのが吉といえよう。
もっと派手なのがいいという人はこちらから適当に。去年の11月以降更新がないものは原則として使えないと思っておいた方がいい。
操作のカスタマイズはGreasemonkeyで
ある意味拡張の王様ともいえるGreasemonkey。説明するのもおこがましいといえよう。
現在入れてるスクリプトでGoogle Readerに関係あるものは以下のような感じ。
・Google Readerでfaviconを表示 - 札幌市西区
複数のフィードをまとめて開くとき、これがあるとないとでは処理の速度が全然違う。
・Google Readerにはてなブックマーク件数とブックマークアイコンを表示 - ヒビノキロク
ちょっと重くなるんだけども、時間がないときとか未読が多すぎて投げやりな気分のときは赤くなってるのだけ読むという使い方ができる。未読の割り切りがRSSリーダを投げ出さないためのコツだ。
・persistent.info: Smart Google Reader Subscribe Button
RSS対応サイトでGoogle Readerに一発登録するボタンを右上に表示してくれるスクリプト。
アドレスバーに出てくるアイコンとの違いは、登録済みだとチェックマークが付くこと。AutoPagerizeのボタンと重なるのが不満といえば不満。インストールは「My version of the script」から。
3種のリーダを一応の観測対象としている俺のような変態ならではの使い方になるが、アドレスバーのRSSボタンはBloglines用に割り当て、LDR用にはLDRカウンタを使っている。
新規に登録するとき、まずはLDRカウンタでLDRへの登録状況を調べる。複数のフィードが提供されている場合、内容が同じならば登録者数の多いフィードを使った方が巡回頻度などの面で有利になるから。これは変態さん以外にもお勧めできる小技。
・Auto Add Feed to Google Reader
これも入れておいて損はない。iGoogleとGoogle Readerどっちに登録するか訊かれる、あのウザいにも程がある画面をすっ飛ばせる。なお、上記Smart Google Reader Subscribe Button経由ならあの画面に遭うことはない。
・Google Reader Preview Enhanced
・Google Reader Preview Enhanced (patched by bryantsai)
以前も触れたが、最近の大ヒット。何といっても新しいタブで開くより速い。これを入れてから全文フィードにそれほどこだわらなくなった。
ただ、異常に細かくページ分割してあるサイトは新規タブで開いた方が読みやすい。 フレーム内だとAutoPagerizeも効かないし (*効くようになった)。あそことかあそことかあそことか死ねばいいのに♪
「左クリックでフレーム、中クリックで新規タブ」と自分の指に覚え込ませたんでまあいいけど。
あと、デフォルトのスクリプトを自分で書き換えて縦を100px程増やしている。ここで冒頭に述べた縦スペース節約が効いてくるわけだ。
フレーム内で開くことが多いサイトは上記Stylishの「このページのスタイルを検索」で検索しておくとよい。最近は日本語サイトに対応したものもかなり登録されている。フレーム表示では無理目に思われたサイトでもちょっとゴニョゴニョすれば結構綺麗に収まるものだ。Adblock PlusおよびElement Hiding Helperを活用するのもアリ。ただし、フィルタが多くなると逆に重くなったりするのでバランスを見極めたい。
基本に立ち返ってブラウザのフォント設定を見直すのも有効。「Webページが指定したフォントを優先する」を外すだけで劇的に見やすくなるサイトもあったりするから油断ならない。
追記(02/01)
・Google Reader Subscribers Count
ページ閲覧中にGoogle Readerでの登録者数を右下に出してくれる。LDRカウンタと見比べるのもまた楽しい。
数字をクリックすると登録作業もできるので(*最初、できないと書いたが、Google Reader側でたまたまエラーが起きただけだったようだ)、Smart Google Reader Subscribe Buttonの置き換え候補たりうる。フィードが複数提供されていると見づらくなるのが難点といえば難点。
主な関連記事
・Bloglinesにかなりの機能が追加されたようなのだが
・Google Readerがフィード登録者数の表示を始めた件
・Google Reader Preview
・Web型RSSリーダ カスタマイズまとめ
投稿者 nagakushitan : 2008年01月29日 00:27
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