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2007年02月18日

Google Reader はどちらを向いているのか

 Google Reader がフィード登録数リポートサービスを始める模様。

Official Google Reader Blog: One subscriber, two subscribers, three...

 といっても、他サービスのようにRSSリーダ画面に登録者数が表示されるといったお気楽なものではなく、サーバのアクセスログやFeedBurner のようなサービスを経由する必要があるっぽい。
 要するに、閲覧者向けではなくサイト制作者向けのサービスという位置づけみたいだ。

 リーダ内にフィードの登録者数が表示されないのはGoogle Reader が他のWeb型RSSリーダサービスに劣る点のひとつといっていい。
 サーバサイドサービスの(ローカルインストールタイプに対する)アドバンテージポイントだと個人的には思っているんだがなあ。
 登録者数が多いからといって必ずしも面白いとは限らないのは百も承知だが(心当たりあるでしょ?)、初めて訪問するサイトの信頼度を推測したりする際、ある程度の目安にはなる。

 このあたり、力が入ってるのはlivedoor Reader だ。
 フィード毎に登録者数を表示するだけでなく、トップページに各種ランキングが表示されるので新規開拓には便利(「レートランキング」は除く)。RSSリーダ初心者にとってもありがたいんではないか。
 力が入りすぎて自社グループの宣伝っぽい物件まで紛れ込ませちゃってるのはアレだけども。

 閲覧者ではなくまず制作者に情報提供するというのはGoogle という会社の体質が垣間見えるようで面白い。単なる技術上の問題という可能性も高いけど。
 などという電波チックな妄想はともかく、Google Reader は「閲覧者」向けにもこの機能をちゃっちゃと導入して貰いたいところだ。


関連リンク
TechCrunch Japanese - Googleがフィード購読者数のレポートを開始

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投稿者 nagakushitan : 2007年02月18日 07:50 はてなブックマークに追加

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